仮想通貨ビットコインの推移と今後の展望

ビットコインが生まれたのは2009年。通貨としての歴史は10年もたちません。

2011年2月に市場価格1ドルだったビットコインが2017年1月末には900ドルを超えています。まさに急成長といえます。

はたして今後もこのペースで成長を続けるのでしょうか。

 

黎明期

ビットコインSatoshi Nakamotoの書いた論文が元になっています。この論文の理論を実証するためのソフトウェアがオープンソース(プログラムソースを公開)で開発されて、実験的な取引が行われ始めました。

この時期は経済活動というよりもプログラムの検証のために、ゲーム感覚で取引されています

従って市場価値は全くありませんでした

 

 

発展期

2010年にビットコインの両替ができる最初の取引所が生まれました。実際の商取引は1万BTCとピザ2枚(25ドル)の交換でした。

当時、ビットコインネットワークに参加している人は数百人レベルだったのです。同年10月に取引所のマウントゴックスが設立されます。2011年6月には30ドルまで高騰しましたが、マウントゴックスのクラッキング被害で暴落、同社は2014年に破綻・閉鎖に追い込まれます。

2013年のキプロス金融危機で資金がビットコインに流入します。

安全通貨としてのビットコインが認識されたはじめです。

決済も2014年にはDELLやMicrosoftがビットコインの受け入れを開始、2016年にはDMM.comがビットコイン決済を開始するなど大企業の参入も増えてきました。

取引件数(トランザクション)も25〜30万件、時価総額100億〜125億ドルというのが、現在の状況です。

 

 

今後の展望

今の日本では、ビットコインを使用するメリットはさほどないというのが実情です。

しかし自国通貨の信用が低い途上国では、メールアドレスのみで口座を作ることができ、信用度が高い通貨と交換できるビットコインは財産保全の手段として注目されています。

アフリカなどではインフラが未整備なため携帯電話の普及率が非常に高いので、ネットへの接続も容易なのです。増え続ける移民、難民、出稼ぎ労働者の送金手段としても手数料が安いビットコインは有用性が高いとされます。

先進国でも、国際的にインフレ誘導が進むなかで発行上限が決まっているビットコインの発展性は無視できません。

一方で、ビットコインのレートが不安定である点や将来的にも現在の信用を維持できるかという点など不安要素もあります。

発行上限である2100万BTCに達したあと(2040年頃)どうなるのかという問題もあります。楽観的な見方は有限資産である金と同様に価値が上がるというものがあります。

一方でマイニング(取引を承認する報酬として新規発行のBTCを受け取るシステム)への参加意欲が下がることによって、決済に時間がかかるようになる

あるいは手数料が高くなることによってユーザー離れが始まるという悲観的な見方もあります。

技術的にはスケーラビリティ問題というものがあります。トランザクションが増え続けるとネットワークに負荷がかかり、ビットコインネットワークが維持できなくなるという問題です。

2016年にはこの問題に対応するために一部のプロトコルを変更することが決定しました。ただし根本的な解決策ではないため、トランザクションが増加するごとに何らかの対応を取る必要が出てきます。

ビットコインはオープンソースという集合知によって運営されています。時によっては危機に陥る可能性は否定できませんが、ビットコイン自体が消えてなくなるということはないでしょう

 

 




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